「アベレージ100を切るにはアプローチが必要不可欠」

と聞いたことはありませんか?

ですがどうしてそんなにアプローチが必要なのか。

アプローチを上手くするにはどのようにすればいいのか。

と疑問に思うでしょう。

この記事ではゴルフ初心者がアベレージ100を切ることができるようになるアプローチ方法。そしてアプローチをする際のクラブについて解説していきます。

ゴルフ初心者に重要なのはアプローチ

アプローチとはグリーンにボールを乗せカップに寄せるショットのことです。

ゴルフ初心者がスコアをアップさせるのに最も重要なのが、アプローチだと思っても良いでしょう。

理由はアプローチが上手くなれば、パッドの回数も減る可能性が高くなりパッドの回数も減少していくので、おのずとスコアアップにつながるからです。

アプローチ方法は大きく4種類あります。

4種類のアプローチのことは次項で詳しく紹介していきます。

スコアを上げる4つのアプローチ方法を紹介

グリーンに乗せるアプローチ方法は全部で4種類です。

アプローチで大切なのはグリーンまでの距離や障害物の有無など様々な場面に使い分けることです。

この項では4つのアプローチ方法がどのようなものなのか。またどのような場面で使用すればベストなのかを説明していきます。

ランニングアプローチ

ランニングアプローチとは、ボールを上げないでグリーンに乗せるショットです。

パットの延長線上にあるといってもよいアプローチなので、かなり打ちやすいアップローチ方法でしょう。

ランニングアプローチを主に使う場面は、ピンまで距離があり前方に障害物がない場面で使うアプローチ方法です。

ピッチショット

ボールを大きく上げてから少しだけ転がすというのが、ピッチショットです。

前方にバンカーや障害物があるときに使用します。

ピッチショットは主に前方に池やバンカーがある場合やグリーンからエッジまでの距離が短いときに使用するとよいでしょう。

ピッチエンドラン

ピッチエンドランは前に紹介したランニングアプローチとピッチショットの中間のショットです。

大きくボールを上げてからボールをを転がすというもので、グリーンが近いにも関わらず芝が深くてショットし難い場面に使うショットがピッチエンドランです。

ロブショット

バンカーを大きく超えて、グリーンに綺麗に着地して操られたかのように少しだけ動く。

プロゴルファーが打つ上手なショットを一度は、目にしたことがあるのはないでしょうか。

これがロブショットです。

前述したピッチショットとは明確な違いはありません。

しかしロブショットはピッチショットよりもスピン量が少ないので、フワッと上がりグリーンに落ちるのが特徴です。

使用場面はグリーン手前に障害物がありグリーン中央までもっていきたいときなどの場面でしょう。

4つのアプローチ方法の正しい打ち方

アプローチ方法には4つあると知ったら後は、正しい打ち方とはどのようなものなのかを紹介していきます。

アプローチ方法を知っただけではスコアを伸ばすことはできません。

正しい打ち方を知り、練習を繰り返せばきっと4つのアプローチ方法は身につくでしょう。

そしてアベレージ100を切りゴルフ初心者からの脱却することも夢ではありません。

ランニングアプローチ

使用するクラブはサンドウェッジからミドルアイアンです。

スタンスはスクエアスタンスです。

スクエアスタンスとは左右のかかとを結んだラインがボールとターゲットを結んだラインが、ボールとターゲットを結んだ飛球線と平行にな構えることをいいます。

両足間はあまり広げずに、こぶし一つ分くらいにしておくのがベスト。

構えるときはグリップエンドを左付け根に向け、左腕とシャフトが一直線になるように構えます。

そしてグリップは短めに持つようにしましょう。

重要なのは重心です。

重心はボールの位置に対し左足に6~7割りをかけることでスイングが安定するようになります。

ピッチショット

使うクラブはサンドウェッジ、またはロフト角の大きいウェッジを使いましょう。

スタンスはスクエアスタンスです。

そして両足の間にこぶしが1個から1個半入るくらいにし、両手が左足人ももの内側に来るように構えます。

ランニングアプローチと同様にクラブは短めに持ち、重心は左右の足に均等にかけるようにしましょう。

ピッチエンドラン

ピッチエンドランで使うクラブはアプローチウェッジ。またはサンドウェッジです。

スクエアスタンスで構え、ランニングアプローチと同じくこぶし1個が入るほどです。

重心は左右均等くらいから左6割右足4割くらいが良いでしょう。

クラブの握り方は通常の握り方でもOK。

ロブショット

ロブショットを打つ場合のクラブはサンドウェッジかロフト角の大きなウェッジです。

スタンスは右足が前に出て体が開き、スタンスラインが左向きのオープンスタンス。

両足の幅は先の3つのアプローチとは違いかなり広めなのが特徴のショットです。

重心は左右均等で、クラブの握り方は通常通りの握り方です。

アプローチが上手い人はスコアも上がる!.

「スコアーの70%はピンから120ヤード以内で打たれるだから、アプローチとパットを重点的に練習すべきだ」

このような名言を残しているプロゴルファーがジャック・ニクラス氏です。

日本では、帝王や史上最強のコルファーなどと評されています。。

実際、簡単にグリーンに乗せることができると思って打ったショットが、大きく外れてバンカーや池の中に入ってしまう。なんていう経験も少なからずあることでしょう。

ドライバーで飛距離を伸ばすというのも大事ですが、ジャック・ニクラス氏も言っているように、スコアーの70%はピンから120ヤード以内で打たれるということから、アプローチやパッドがいかに重要なことが分かるのではないでしょうか。

まとめ

スコアを伸ばすのにアプローチがいかに重要だということが分かったのではないでしょうか。

どうしてもアベレージが100切らないという方は、是非紹介した4つのアプローチ方法を習得してみてください。

きっとゴルフ初心者の壁を破ることができますよ。