テニス

テニスコートを味方につけるための心構え【番狂わせ】

tennis court
テニスはメンタルスポーツとも呼ばれ、ほんのわずかな違いで勝敗が分かれます。 今回はテニスのゲームを行うテニスコートの種類やそのコートの違いによるプレーへの影響についての解説を行います。 自分のプレイスタイルに有利なコートを理解して勝利の数をふやしていきましょう。 テニスコート|ハードコート テニスコートのハードコートとは、セメントやアスファルトを基礎にして、多くの場合合成樹脂などでコーティングされて造られる。 別途記載するクレーコートに比べボールが速くなるため、速いサーブおよびストローク、優れたボレー技術を持つ選手に有利である。 一方、ソフトテニスでは摩擦が大きく、ボールがバウンドした後に減速するため、強打主体の選手には不利となる。 また、その摩擦の大きさを利用したカットサーブが有効になる。 バウンドが安定してイレギュラーがほとんどないので、サーブ、リターンにストロークにボレーと、選手は様々な技術をうまく発揮できてプレーしやすい。 ハードといっても様々で、オーストラリアは触れればヘコむほど柔らかいサーフェスが多い一方、アメリカは球が伸びる硬いサーフェスが多い。 表面の摩擦係数でもボールの伸びが変わるので大会ごとの対応が必要になるが、どちらかと言うと実力通りの結果が出ることが多く、番狂わせは少ない傾向にある。 ハードコートは、他のコートに比べると比較的維持・管理に手間が掛からない。そのため、最近はレジャー施設にテニスコートを設置する際、ハードコートを採用する場合が最も多くなっている。 日本テニスの中心たる有明コロシアムは、ハードコートに多少のしなやかさを持たせたセミハードコートを採用している。 テニスコート|クレーコート テニスコートのクレーコートとは、いわゆる"土=clay"と指すように、土質材料を固めた地面に砂を撒いたサーフェスのことである。 使われる材料は様々で、日本では学校の校庭でよく見られる粘土質の地面に真砂土を撒いたイエロークレーが一般的である。 世界各国で開かれる主要な国際テニス競技大会では日本と事情が異なり、アンツーカを使ったレッドクレーを採用している大会が多い。とりわけ有名なのが四大大会の全仏オープンである。 一方、アメリカでは変成岩を砕いて敷いたグリーンクレイの"Har Tru"をよく目にする。 四大国際大会の1つである全米オープンが、1975年から1977年にかけてグリーンクレーを採用していた。 2012年のマドリード・マスターズではブルークレーを採用したが、選手から滑りやすいと批判を受け、翌年からはレッドクレーに戻している。 クレーコートは足がスライドしやすく、特有のフットワーク技術を要求される。 また、一般的にはロングラリー戦になりやすいため、総じてグラウンド・ストロークとフットワークが得意な競技者に最適なコート・サーフェスとされる。 プロ選手で例を挙げるとラファエル・ナダルがその代表格である。 ハードコートに比べると球足が遅くなる一方、バウンドが高く弾む。 それによりポジショニングが下がり目となるのでストロークやフットワーク優れるタイプが有利になる。 ハードや芝に比べてショットが決まらないケースが増えてラリーが長くなり、より緻密な組み立てが必要になるうえ、他と比べて体力が必要となる。 スペインなどのヨーロッパや南米にはクレー育ちのスペシャリストが多くいる。ランキング下位の選手が大活躍する番狂わせが多い テニスコート|グラスコート テニスコートのグラスコートは最も速いコートである。 ゴルフのグリーンと同様の芝を敷き詰めたコートであり、芝の健康状態、手入れ、消耗などのコンディションがプレーにも影響する。 グラスコートは、他のどのコートよりも弾道が低く、速い。 球がバウンドする時、不規則になるので(これをイレギュラー・バウンドという)どちらかというとサーブ・アンド・ボレーのプレースタイルに有利である。 最も有名なグラスコートは、ウィンブルドンのセンターコートである。以前は全豪オープンや全米オープンも芝生で行われていた。 芝生コートを最も得意とした選手は、ジョン・マッケンローやマルチナ・ナブラチロワ、ピート・サンプラス、ロジャー・フェデラー、ビーナス・ウィリアムズなどが知られている。 ボールのバウンドが低くて滑るので、攻撃的なテニスが有利となる。 ストロークが得意な選手が落ち着いてプレーできず、ビッグサーブを持つ選手が番狂わせを起こすことも多い。 屋内コート テニスコートの屋内コートは、木材、セメント、カーペット、人工芝などの床面を持った屋内のコート。 ソフトテニスの代表的なインドア大会であるSHOWACUP東京インドア全日本ソフトテニス大会(東京インドア)、全日本インドア選手権大会はフローリング、つまり木材によるサーフェスで開催されている。 硬式テニスの「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント」では東レ製の人工芝を採用しており、東京インドアと東レはともに東京体育館で開催されていた(東レは2008年より有明にて開催)。 このようにソフトテニスでは木材質が、硬式ではカーペットが敷かれることが多い。 木材質ではソフトテニスではハードコートと同様にバウンドが止まるが、硬式テニスでは滑るようになり、おそらく芝を超えて最速のサーフェースになる。 ウィンブルドン対策にこの板張コートで練習するプロがかつていたことは、あまり知られていない。 まとめ コートの特性によりボールの跳ね具合や選手のグリップ力に差が出たりしますので自分のテクニックが発揮できるコートであるかどうか。 また、試合における自分の最適な動きを再確認しましょう。最新のゲームをプレイするための推奨 Web サイトは次のとおりです: 7スピンカジノ